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【Apple】オファーコード導入。サブスクを割引または無料で提供

Apple社は米国時間2020年9月2日に、「オファーコード」と呼ばれる、アプリのサブスクリプションサービスを一定期間にわたり無料、または割引価格で提供する機能を導入すると発表しました。

サブスクリプションサービスとは、商品ごとに購入代金を支払うのではなく、月額、年額などで一定期間内におけるサービスの利用権を購入するというビジネスモデルです。Amazonプライム会員や、映画・ドラマの配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」、定額音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」などが、サブスクリプションサービスとして国内で有名です。

今回発表されたAppleのオファーコードでは、アプリ開発者は1回限りで有効なオファーコードを、デジタルまたはリアルのイベントなどで提供し、利用者が無料、または割引価格でサブスクリプションを使えるようになります。

Appleによると、オファーコード機能により、アプリの新規顧客獲得に役立てることができるとのことであり、「iOS 14」および「iPadOS 14」のユーザーは、App Store、コードを引き換えられる1度限りのURL、アプリ内のいずれかの方法でオファーコードを入手できます。

アプリ開発者がオファーコード機能を活用する場合、開発者は新しいコードに付す価格オプションを3つの中から選択でき、サービスを利用できる期間も任意の長さに設定可能です。オファーコード自体は、電子メール、イベント配布、物理的な製品(サブスクリプションがついているハードウェアデバイスなど)と一緒に提供など、複数の提供方法があります。

また、オファーコードは作成後、最大6カ月で有効期限が切れるとされています。アプリユーザーは、1つのコードにつき1回しか恩典を受けられませんが、開発者が選択する構成よっては1つのサブスクリプションで複数の恩典が利用できる場合もあるとのことです。

一見すると非常に魅力的なサービスと思われますが、本来アプリユーザーは事前にアプリを使ってみなければサブスクリプションを始めようとは思わないために、一部の開発者からは、サブスクリプションをエンドユーザーに提示する方法についての柔軟性を求める声が上がっています。

なお、Appleによると、オファーコードは「今年の終わりには」利用できるとされています。

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