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【社長対談 第1話】元ウィルコム社長の喜久川氏とアプリについて語る。

元ウィルコム社長の喜久川氏がアプリクッキングのAPP-BARに遊びに来てくれました。何気ない話から社長モードに切り替わり「アプリの正体とは何か?」と本質的な話しに発展しました。『なるほど!』と気づきの連続です。ぜひアプリの正体を知りたい方はご覧ください。

 

 

会員証代わりでバーコード、今だって一緒でしょ。会員証でバーコード読んでいるだけで、、例えば僕が行ってるスーパー。それも、黄色いカードを出す、現金1枚、じゃなくてQRコードだけ見せるってそれだけでもいいじゃん。

それだけでいいと思います。ユーザーはそれだけ求めている。

スギ薬局ってこれだけで

そうですよね、他なんて使うことないですもんね。

あと、クーポン。これだけ使ってる。スーパーだとこれだけでいいんじゃないかな。

なんか、もりもりしたがって進まないんですよね。

これの代わりにスマホもあります。で、これは実はチラシ代わりになります。で、クーポンもこれで配ります。あのさ、いっぱいクーポン出てくるんだよね。捨てる、卵サービス!とかさ。

それだけでいいのに。中小企業

地域のね、地域密着型の中堅企業とか中小企業こそメインターゲット、東京でもそうだけど、その人たちってやっぱりさ、人口減が続く日本の中で販路を広げたい、顧客層を広げたいと思っている時にアプリをうまく活用すればECにもつなげられるし、ということを知らないんだよね。

中小企業がアプリを使った方が、まあ使った方がっていうと変ですね。中小企業、アプリいいのになぁと僕は思うんですけど、喜久川さんのその思う事、何かお話してもらえたらと思います。

そうだね、だから、その、僕はちょうど山下さんとずっと組んで仕事をするようになって、1つのチャレンジとして日本の地域の中小企業とかあるいは中堅企業、中堅といってもね、売り上げでだいたい年間数十億円、大きくても、という所にアプリを広げられないかということで、今いろいろチャレンジして絶対それは中小企業さんに役に立つっていうのは確信しているんだけど、だけど、みんな、やっぱりアプリをどうやって使ったらいいかわからないという事と、もうひとつはアプリがいれられるっていうのは知らない。大企業のものだと思っている、というところが非常に大きなハードルになって、そこを超えていくためにいろんな説明だったり、営業活動が必要だっていうことが1点。と、もう一つはこれは全く別なんだけど、これはたぶん山下さんとかも感じていると思うんだけど、アプリって何でもできる、いろんなことをやろうとし過ぎる。

出来過ぎます。

そうそう、この2つ。で、前者のほうは説明するとだんだんわかってもらえるんだけど、後者は勘違いしている感じがすごくあるので、ここ難しいですよね。

夢広がり過ぎますし。

そうそう、やっぱアプリ入れる目的っていうのはやっぱりその、今はもうほとんどの人がスマートフォンを持っていて、そこに、これまではいわゆるWEBサイトとかを使って宣伝してそこから自分たちが選んでもらうというためにSEO対策とか、WEBマーケティングとかを一生懸命やって、中小企業ってそういうのってお金使えないし難しいよね、で終わっていたのが、スマートフォンの中にこの1番のトップページに自分の会社のアイコンが入るっていうのが1番大きなポイント、で僕がお客さんに説明する時には、そこで難しい事はやらなくて、1対1のマーケティングができるツールが安く入るわけで、そこを入り口としてこれからいろんな、、これは全部、お客さんに一番近い所に入り口作っちゃって、ここにこれまでできなかったセールスとかをやる入り口だけなんですよ、という話をできるだけするようにしています。

ここ複雑にするとお客さん使わないし、で自分、お思いになりませんって言ってほとんどのお客さんがアプリ使ったことあるでしょ、無意識のうちに。これ高年齢の人でも使っているんですよ、いろんな意味で。そこがものすごく字が小っちゃくて使いにくかったら、自分使わないでしょ、と、使う機能なんかほとんど決まっているわけだからっていう説明を合わせてするとだんだん理解してくれるというのがあるかな。そういうのないですか。

僕、2015年からみんなすぐ使うわ、と思って楽観的に始めたんで、びっくりするぐらい難しいなと思っているんですけど。まぁほんとにアプリで何すんのという論点になっちゃうんですけど、僕が思うのはほんと喜久川さんのおっしゃるとおりユーザーの皆さんの入り口がここなので、いち早く入り口と思ったんで、この先はみなさんのビジネスがバラバラなので、それはあとで考えるというか、、

まあ、アプリですぐできることってプッシュ通知、自分の宣伝を直接1対1で送れるっていうことと、でそれに合わせてあと2つね。ポイントカードの代わりができる。それからもう1つは、クーポンが出せる。この3つだけでいいのよ、ほんとに。

2018年ぐらいにこれは分かりやすいかもと思ってもう会社としてどうなるか分からんけどいってまえってやったのがチャットです。

ああ、チャットね、うん。

でこれでけっこう反応はなるほどとなったんですけど、またここで1個の問題がLINE@と何が違うのという質問があったんです。

LINE@はWEBサイトでマーケティングかけるよりは効果はあるかもしれないけど、あるいはメルマガよりね。うん、結局目的っていうのはLINEって基本的には個人間のコミュニケーションツールから始まったものであって、その中にプロモーションとかマーケティングとか入ると違和感があってなかなか効果発揮しにくい、、僕だったらめんどくさいと思っちゃうのね。言い過ぎかもしれないけど。で、まぁもうメールは明確で、今僕Gmailメインで使っているけど基本は全部プロモーションメール入るから一括消去しちゃうのね。だからそれと違って、やっぱりその、これは山下さんからもいろいろお伺いしたけど、アプリっていうのは自分のお客さん、これをお使いになっているお客さんが自分の意思でApple StoreとかGoogle Playからダウンロードするわけなんで、それが1番表にあるので、その企業の、あるいはお店の、アプリを何らかの形で使う可能性がある。さっきのGmailとか、あるいはメルマガね、それとかLINE@みたいにその中の一部でちょっと違和感あるじゃなくて、もうこれだけを取り出すことをお客さん自身が認めてダウンロードしたものというものというすごい大きな違いがあって、結果から言うとそこにプッシュ数字で1とかピーンとかって来ると、まぁちょっと見てみようかなと、お得なクーポン来たのかな、お得なニュース、面白いニュース来たのかなって見る確率が圧倒的に高いっていうところがものすごい大きな違い。

これはお客さんは自分でアプリ使って、大企業のアプリ使って経験しているはずなんで、それが自分の会社で、できるっていうっていうところになかなかつながっていかないというのが、越えるべきこと。で、さっき言ったように、これ繰り返しになるけど、これはまだ説明すれば分かるけど、アプリって何でもできるっていう。アプリっていうのはもう極端な話、いろんなWEBコンテンツがあって、そこにできるだけ効果的につなぐ、極端な話を言うと、URLをちゃんと貼って、そこにきれいな画ができるように使いやすく作るだけがアプリということなんで、それがApple Storeからダウンロードできるとかいうのが、アプリの実は正体なので、だけれど、それをうまくやるとAppCookingみたいな会社が提供しているような価格でできる。これを1から全部WEBページみたいに、コンテンツも一緒に作ろうと思ったらそれは当然何千万とかかかるわけですよ。

つづく

AppCooking

アプリ専門制作会社。 AppCookingの使命は、企業の課題をAPP-DXで解決することです。