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【バグ解消】AppleがiPhoneアプリ起動不能バグが解消されたと発表

2020年5月21日(木)に新しく、「iOS 13.5」がリリースされました。
今回のアップデートでは、マスク着用時におけるFace IDのロック解除操作の簡略化や、新型コロナウィルス感染者と濃厚接触した際に届く「接触通知」機能など、新型コロナウィルス対策となる機能が追加されました。
一見すると、現代の日常生活において非常に役に立つアップデートではありますが、その一方で、ユーザーからはいくつかのバグ(不具合)の報告も上がっています。

中でも特徴的なバグが、特定のアプリを起動すると「このAppの共有は取り消されました。使用するには、App Storeから購入する必要があります」、というエラーメッセージが表示されるというもの。
エラーメッセージが表示された後は「キャンセルする」、もしくは「App Storeにリダイレクトされる」の2択のみであり、メッセージを消して再度アプリを起動しようとしても再び同じことが繰り返され、アプリが起動できない状態になってしまいます。
そして、このエラーメッセージが表示されるアプリというのが、TwitterやLINE、YouTube、Facebookなどの日本でお馴染みのアプリであり、SNS上でもバグについて話題になりました。

なお、こちらのバグに関しては、発見から少し経った頃にユーザーからの解決策が報告されました。バグの解決方法は以下の通りです。
・iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」でエラーメッセージが表示されてしまうアプリを探し、「Appを取り除く」をタップ。
・該当するアプリを取り除いた後、App Storeから同じアプリを再度インストール。
「Appを削除」をタップしてしまうとアプリ内のデータが消えてしまうので、操作の際には必ず「Appを取り除く」を選択してください。
また、バグ発生当初では、エラーメッセージが表示されていたアプリがApp Storeでアップデート可能ともなっており、アプリをアップデートすることでもバグを解決することができました。

アプリの中には、近日中に公開されたバージョンがあったことからも、今回のバグを一時的に解決するために、Appleが応急処置的に再配信していたとも考えられています。

今回のバグ報告に関しては、後にAppleが数十ものアプリ更新を行うことで、「影響を受ける全てのお客さまについて、問題が解決されたことを確認した」と、バグを修正したことを発表しました。
ただし、iOSのアップデート初期にはバグが発見されることが多いのも事実。もしアップデートによるバグが心配な人は、いったんはアップデートを保留して、追加の情報が出るまで待つのも1つの対策になります。

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