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【リモート飲み会】居酒屋甘太郎がZOOM搭載iPadを貸し出し

新型コロナウイルスの影響で、昨今では仕事や学校、プライベートなどのさまざまな場面で“外出自粛”をすることが多くなりました。以前と比べて人と会う機会が減ってしまい、ライフスタイルが大きく変化した方も少なくはありません。
思うように外出ができないために、何かと不便に感じてしまうことがある一方で、「オンライン〇〇」「リモート〇〇」など、今まであまり普及していなかったインターネットサービスを多くの人が利用するようになりました。特に「リモート飲み会」は、“自宅で・安く・気軽に”飲み会を開催できるために、若者をはじめ多くの人たちが新しい飲み会の形として活用しています。

そんな中、外食業界大手のコロワイドグループ、レインズインターナショナル/CWカンパニーは7月7日、居酒屋チェーン「甘太郎」で、“リモート飲み専用席”を設置したと発表しました。外出自粛の最中で店舗利用客が減少していることを受け、少しでも客足を戻すための取り組みの1つとして考案されました。

リモート飲み専用席の利用客には、ビデオ会議ツール「Zoom」をインストールしたiPadを貸し出すことで、離れた場所にいる友人と飲み会を楽しめる場所を提供します。まずは試験的に、東京・秋葉原店と大阪・宗右衛門町店でスタートし、他店舗への拡大を検討しています。
また甘太郎の公式サイトでは、「“リモート飲み”の利点と店舗ならではのサービスの相乗効果で、東京と大阪での楽しい飲み会をサポートする」ともアピール。東京と大阪のそれぞれの店舗をリアルタイムで利用するケースも見込んでいるとのことです。
リモート飲み専用席の利用客には、店内のWi-Fiを無料で提供する試みも実施しています。さらに今後は、リモート飲み会の専用メニューを開発する予定です。甘太郎では従来より、「ちょい飲み」のための“少人数でも食べきれるローポーションメニュー”を提供していることからも、リモート飲み会用のメニューにも期待が高まります。

東京では、新型コロナウイルス感染者数が増加傾向にあることからも、まだまだ現在の“コロナ禍”が収まる気配はありません。身近な方々と気軽に会えない今だからこそ、遠方の友人たちとのリモート飲み会は人と接する貴重な機会です。リモート飲み会を開催してみたいと思ったら、ぜひ甘太郎のリモート飲み専用席を利用してみてはいかがでしょうか。

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