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裏アカウント特定依頼?就活生の裏アカウントを調査するサービスが誕生

2020年9月上旬、Twitterのトレンドに「裏アカウント特定サービス」というワードが突如現れました。こちらは、企業専門の調査会社である企業調査センター(東京都千代田区)が提供する、「就活生がSNSで使用している“裏アカウント”を特定する」というサービスです。

同社によると、裏アカウント特定率は88%と発表し、「アクティブユーザーの多い新卒世代や、30代~40代前半であれば、さらなる高確率で特定できている」と、サービスの実績をアピールしています。

また同社は、サービスを開始する経緯について、「コロナ禍におけるウェブ面接の急増に伴い、就活生の人間性がわかりにくくなっている今、徹底したSNS調査を通じて問題社員の採用をあらかじめ排除できるサービス」と説明しています。

しかしTwitter上では、裏アカウント特定について「プライバシーの侵害なのでは?」「12%の確率で外れてしまうのか…」など、否定的な意見が多数寄せられています。中には、「私の裏アカウントも特定されてしまうのだろうか」「見つかったら絶対就職できない」と、恐怖感を覚えるユーザーも多く、真意は不明ですが、「Twitterを辞めます」と宣言するユーザーも現れてしまうほど。

実際のところ、企業の人事担当が就活生・求職者のSNSをチェックすること自体は少なくありません。事前に相手の人柄を知ることで、採用でのミスマッチを防ぐことに繋がります。

一方で、人事担当が直々に調査するのではなく、他社に外注してこのようなサービスを利用することは採用側の企業にとってもリスクがあります。その上、就活生・求職者が本名で公開していない裏アカウントの特定となれば、企業に対する不安感も高まります。

さらに現在では、厚生労働省が「採用選考時の身元調査は避けるように」と指針を打ち出し、違反した場合には罰則も定められています。このような背景からも、就活生・求職者が今回の裏アカウント特定サービスに対して過敏になる必要はないと考えられます。

ただし、採用活動に影響しないからといってSNSでの過剰な発言や誹謗中傷などはせずに、節度のあるSNS運用を心掛けることが大切です。SNS上に存在しているユーザーは、ロボットでも人工知能でもなく、あなたと同じ人間です。本名でも匿名でも、相手に配慮のあるSNSの活用を行いましょう。

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