18種の“○○Pay”を統一QRコードで一本化!Webで受付スタート
総務省は6月5日に、主要なキャッシュレス決済サービスに対応した「JPQR」の普及に向けて、6月22日から導入店舗の申し込みをWebで受け付けると発表しました。
近年のインターネットの発展によって、私たちの生活は以前よりも格段に便利になりました。中でも、現金を使わずに商品の支払いや受け取りができる決済方法“キャッシュレス”は以下のようなメリットがあり、飲食店をはじめとしたさまざまな店舗でサービスの導入が普及しています。
【キャッシュレスのメリット】
・スマホ1台で決済できる
・財布を持ち歩かなくてよい
・会計がスムーズで時間を短縮でき、お釣りの渡し間違えもない
・ポイント還元でお得になる
このようなメリットがあるキャッシュレスを導入するために、多くの企業ではQRコードを用いて決済する「〇〇pay(ペイ)」と呼ばれるサービスを提供しています。
「〇〇pay(ペイ)」は、QRコードを専用の読み取り機にかざすだけで決済ができるので、一見すると便利な決済方法に思われます。
けれども、今ではこのQRコードを使用する「〇〇pay」サービスが大量に増えてしまい、“どのサービスを使えばいいのか?”“このお店では〇〇payは使えるのだろうか?”といった使い辛さがあるのも事実です。
そこで、QRコード決済をより身近で簡単に利用できるように策定されたのが、今回ご紹介する「JPQR」です。
「JPQR」は、一般社団法人キャッシュレス推進協議会により策定された“QRコード決済の統一規格”のこと。「JPQR」を導入することで、複数社ある決済QRコードを1枚のQRコードに統一化し、1枚のQRコード(JPQR)で複数社の決済サービス(〇〇pay)に対応することができます。
また、手続きの手間を減らすとともに、レジの管理や決済の簡略化、ポイント連携による集客アップにもつながります。
現在までに、2020年6月22日以降でWEBサイトにて申し込み受付が予定されている決済サービスは、以下の18種です。
au PAY
UnionPay
J-Coin Pay
d払い
FamiPay
PayPay
メルペイ
ゆうちょPay
YOKA!Pay
LINE Pay
楽天ペイ(アプリ決済)
はまPay
OKI Pay
commoney
ほくほくPay(北陸銀行・北海道銀行の2種類)
MoneyTap
atone
また、今回の「JPQR」の申し込みに年会費や初期手数料はかかりません。
キャッシュレス決済サービスは、今後ますますユーザーの増加が見込まれます。
まだキャッシュレス決済の導入がお済みでない店舗の担当者の方は、ぜひこの機会の「JPQR」に申し込んでみてはいかがでしょうか。