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新型コロナの「デマ」は若者ほど信じやすい?

新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活環境は大きく変化しました。
「コロナ禍」とも呼ばれている今回の騒動で、インターネットやSNSなどで新型コロナウイルスに関する“デマ情報”が日々拡散されていたことについては、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

総務省が2020年6月に発表した「新型コロナウイルス感染症に関する情報流通調査」によると、全体数2000人のうち、95%の人は1日1回以上、そのうちの20%の人は1日10回以上も、新型コロナウイルスに関する情報やニュースを見聞きしていたことがわかりました。
中でも、「具体的な17の新型コロナウイルス感染症に関する間違った情報や誤解を招く情報」については、“1つでも見たり聞いたりした”と答えた人の割合は72%と多く、たくさんの人々がデマ情報やフェイクニュースを見聞きしていたことになります。
さらに調査の結果をみていくと、若い世代ほど“新型コロナウイルスのデマ情報やフェイクニュースを信じてしまった”ことがわかります。

新型コロナウイルス感染症に関する間違った情報や誤解を招く情報について、「1つでも正しい情報だと思った・情報を信じた」と答えた人の全体の割合は28.8%であったのに対し、10代では36.2%、20代では34.4%と、全体に比べて情報を信じた割合が高い傾向にありました。
また、「新型コロナウイルス感染症に関する間違った情報を1つでも共有・拡散を経験したことがある」と答えた人の全体の割合の35.5%と比較して、10代では45.4%、20代では41.1%と、若い年代ほど共有・拡散経験が高い傾向がみられました。
何故このように、若い世代の方がフェイクニュースやデマ情報を信じて拡散してしまったのでしょうか。その1つの原因として、若い世代と他の世代との“情報収集方法の違い”があげられます。

今回のコロナ禍に限らず、10代・20代ではTwitterやFacebookなどのSNSから情報を得ることが特徴的です。SNSは、情報をいち早く気軽に収集できるというメリットがありますが、その一方で、情報の出所が不明だったり、専門外の人の意見が拡散されたりと、信頼性に欠く情報が広まってしまうというデメリットがあります。

そのため、「新型コロナウイルスは熱に弱く、お湯を飲むと予防に効果がある」「新型コロナウイルスは、中国の研究所で作成された生物兵器である」などのデマ情報を、SNSを利用している一部の若い世代が信じて拡散したことが、今回の調査結果に反映されています。
しかしながら、自身が“怪しいな”と感じた情報について、「SNS内で検索して、その情報について他にどのような意見や反応があるか調べた」人の割合は年代が若いほど高い傾向にあり、インターネットリテラシーの高い若い世代も多くいることも事実です。

コロナ禍に限らず、SNSで流れてきた情報はすぐに信じるのではなく、根拠となる情報をしっかりと調べることが、自分自身を守ることにもつながります。

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