公式アプリを開発する前に必ず必要!ダンズナンバーの取得方法!
公式アプリを開発する前に必ず通る道であるのが「ダンズナンバーの取得」ですよね。
”ダンズナンバーって何?”と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。しかし、ダンスナンバーは電子商取引システムで企業識別コードとして広く採用されているなど、非常に重要な役割を担っています。なので、今回はダンズナンバーの概要と取得方法について解説していきます。
ダンズナンバーとは?
ダンズナンバーとはData Universal Numbering Systemの略称で、アメリカのダンアンドブラッドストリートという会社が管理している企業コードの付与管理システム、並びに同システムによって各企業に付与された企業コードの名称を指します。D-U-N-SあるいはDUNSナンバーと表記することもあります。
ダンズナンバーはダンアンドブラッドストリートによって開発されたもので、9桁の管理コードによって企業を識別しています。企業については本店・支店・単体事業所(支店を持たない企業等)の区分があるのが特徴で、複数の拠点がある企業については拠点ごとに別々のダンズナンバーが付与されるようになっています。ダンアンドブラッドストリートでは、全世界200ヶ国以上において、2億件以上もの事業所にダンズナンバーを付与しているとされています。
米国政府をはじめ、各国政府や国際的機関により利用が推奨されているので、公式アプリを作成する際はダンズナンバーの取得が必要不可欠となっています。
ダンズナンバーの取得方法
続いてはダンズナンバーの取得方法について解説していきます。
企業認証SSL・EV SSLにおいては取得申請・更新申請時にDUNSナンバーが必要です。
また、DUNS情報(会社名、所在地、電話番号)は正しく登録されている必要があります。
SSL証明書の発行に必要なDUNS登録情報
※DUNSに上記項目のご登録がない、もしくは登録情報に誤りがある場合、申請情報とDUNS情報が一致しないため、SSL証明書が発行されません。そのため、上記3項目が正しく登録されているかを必ずご確認ください。
主な取得の手順は4つあります。この4つの手順を踏めばダンズナンバーを登録することができます。
1. ダンズナンバーを取得するためのサイトへアクセス
【ダンズナンバーの取得手順】
1.ダンズナンバーを取得するためのサイトへアクセス
2.SSLサーバー証明書を取得する組織名で検索
3.自社のDUNS情報を検索結果から探す
4.取得手続きを行う
まずはじめに、自社のDUNSナンバーを取得するために東京商工リサーチが提供している「DUNSナンバー検索」へアクセスしてください。
2. SSLサーバー証明書を取得する組織名で検索
上の画像のように、SSLサーバー証明書を取得する組織名の企業名と住所を入力し、「検索」をクリックします。
その際に『インアクティブを除く』の項目にチェックを入れておきましょう。
3. 自社のDUNS情報を検索結果から探す
自社のDUNS情報を見つけたら該当する項目の「DUNS」ボタンをクリックし、次の画面で
『同意する』をクリックする
もし、自社のダンズナンバーが見つからないという方はDUNSナンバーが登録されていないということなので「DUNSナンバーの申請」より、登録を行う必要があります。
4. 取得手続きを行う
以下の情報を入力し、「確認」をクリックします。確認画面にて入力内容に誤りがなければ手続きを完了してください。
後日に東京商工リサーチより申請したダンズナンバーと登録情報がメールとFAX(入力時に記載した場合のみ)で届きます。これで取得手続きは完了です。
まとめ
ダンズナンバーの取得に難しいイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際に手順を確認してみれば単純な工程を踏むだけなので誰でも取得が可能です。
ダンズナンバーの取得でつまづかないようにしっかりとおさえておきましょう。