開発前助言

iPhoneとAndroidアプリ開発の違い

アプリ開発を考えている方の中で、iPhone(iOS)とAndroidのどちらのOSでアプリを作るべきか悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
アプリ開発をする時には、iPhoneとAndroidの違いを理解した上で開発するアプリの特徴に合わせてOSを決めることが大切です。Appleが開発元のiPhoneと、Googleが開発元のAndroidには大きな違いがあります。
アプリ開発に関わるiPhoneとAndroidの違いについてご説明します。

主な違い11つ

1つ目は”ターゲット層”

AndroidのスマホはiPhoneシリーズと比べて安価で手に入るため、Androidユーザーはブランドに対してロイヤリティが低い傾向が見られます。また、iPhoneユーザーは所得が高い傾向があります。

2つ目は”シェア率”

日本では両者の割合は均衡していますが、世界ではiPhoneが1~2割程度であるのに対してAndroidが8~9割程度と、圧倒的にAndroidユーザーが多いです。

3つ目は”開発言語”

iPhoneアプリの開発にはSwiftやObjective-Cという言語が使われ、Xcodeと呼ばれる開発環境ツールを使用します。一方Androidアプリの開発にはJavaという言語が使われ、Android StudioやEclipseと呼ばれる開発環境ツールを使用します。

4つ目は”プログラミング言語”

iPhoneアプリではobjective-C、Swiftが主に使用されています。
対してAndroidアプリではJava、C++、Kotlinが主に使用されています。

5つ目は”開発ツール”

iPhoneアプリにはXCodeが使用され、AndroidアプリにはAndroid Studioが使用されています。

6つ目は”プラットフォーム”

アプリ開発プラットフォームとはアプリを開発する環境のことで、iPhoneとAndroidでは作成したアプリを公開・販売するプラットフォームが異なります。iPhoneはiOS Developer Program、AndroidはGoogle Play Developerへそれぞれ登録して手続きを行います。

7つ目は”開発費用”

iPhoneは年間約$100 (約1万円) が毎年かかるのに対し、Androidは初期の登録時にのみ$25 (約2,600円)かかります。

8つ目は”アプリ審査”

iPhoneのアプリ審査は専門家によって行われ、1週間前後の審査期間がかかります。また、Androidと比較して審査基準が厳しいのが特徴です。一方でAndroidは自動化された審査システムがテストを行うため、iPhoneアプリに比べて審査時間が短く、基本的には登録してから数時間でリリースされます。そのため、1日に複数のバージョンを審査に出すことも可能です。
※審査に関して、一見Androidの方が簡単に審査が通るので容易と思われます。しかしその分競合アプリも多数存在するため、アピールが難しいとも言えます。一方iOSは審査は厳格ですが、その分審査を通ればユーザーから見てもらえる機会が高くなる傾向にあります。

9つ目は”アプリを配布できる範囲”

iPhoneアプリは、Apple社のサービス以外からはインストールできない仕様になっています。それに対してAndroidアプリは、公式プラットフォーム以外の方法(自分のWebサイトなど)でも一般向けに配布することができます。

10個目は”デザインの原則”

Appleのデザイン原則は明確でわかりやすく、多くのユーザーや開発者に好まれています。Googleも、シンプルでわかりやすいデザインを推奨したガイドラインを設けています。iPhoneとAndroidのどちらにおいても、デザイナーはそれぞれのガイドラインを遵守する必要があります。

11個目は”マネタイズで注意すべき点”

アプリからの収益を考えている場合は、プラットフォームごとに気をつけるべき点が異なります。iPhoneユーザーは、アプリ内広告を不快に思う傾向が強いです。よってiPhoneのアプリ内広告の表示量には気をつけましょう。また有料のアプリを好まない傾向があるので、無料版と有料版の両方を提供するなどの工夫をしましょう。
一方で、Androidユーザーは広告を避けますが不快に思う人は少ないようです。
アプリのマネタイズを成功させるには、ターゲットユーザーに対して適切なアプリを提供し、適切なマーケティング活動を行う必要があります。

いかがでしょうか?iPhoneアプリとAndroidアプリには、いくつもの大きな違いがあることがお分かりいただけたと思います。アプリ開発を行う際は、それぞれの特徴を知った上で計画的に行いましょう。

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