開発前助言

アプリをリリースするタイミングってあるの?

アプリをリリースする方にとって、より多くの人に利用してもらいたい!どのタイミングでリリースするのが良いか知りたい!とお考えの方は多いのではないでしょうか?そこで本記事では、アプリをリリースするタイミングと、iOS・Androidの時間指定の方法についてご紹介します。

リリースする5つのポイントと注意点

まずアプリをリリースするタイミングについて、ポイント・注意点が5つあります。

人気アプリのリリースのタイミングに重ならないこと

1つ目は「人気アプリのリリースのタイミングに重ならないこと」です。
人気アプリのリリース日には、そのアプリへのアクセスやダウンロードが集中します。
注目されているこれらのアプリのリリース日とは異なる日にリリースすると良いでしょう。

人気アプリのイベントに重ならないこと

2つ目は「人気アプリのイベントに重ならないこと」です。代表的な人気アプリイベントにはパズドラ、ブレイブフロンティアなどが挙げられますが、他にも現在行われているアプリのイベントがあります。

大きなイベントに重ならないこと

3つ目は「大きなイベントに重ならないこと」です。
大きなイベントの日は、記者の人たちが忙しいため避けた方が良いでしょう。

平日の週後半にリリースすること

4つ目は「平日の週後半にリリースすること」です。
一般的に、平日よりも土日の方がアプリのダウンロード数は多い傾向にあります。しかし週の前半にアプリをリリースすると、土日に近づくほど新着の順位は落ちてしまいます。認知度が低い場合、新着表示されているうちにダウンロード数を伸ばす必要があるため、週の後半にリリースして土日に閲覧数を伸ばすことで、ダウンロードしてもらえる確率が上がるのではないでしょうか。

availability dateの確認を忘れずに行うこと

5つ目は「AppStoreにリリースする場合は、審査が通った後にavailability date(使用可能日)の確認を忘れずに行うこと」です。
AppStoreにアプリをリリースする場合、availability dateの設定日以降にならなければ審査が通ってもアプリは掲載されません。
よって、審査が通ったらavailability dateを確認し、確実にアプリが掲載されるようにしましょう。
なお、availability dateをアップロードした日にしておくと、アプリの審査が終了するとすぐにアプリがリリースされます。

OSとAndroidの時間指定の方法

次に、iOSとAndroidの時間指定の方法をご説明します。

iOS の時間指定方法

iOSの場合、審査にAppを提出する際に「手動でリリースする」か「次の日付以降に自動でリリースする」から日付と時間を指定しておくことで、リリース時間をある程度コントロールすることができます。

「手動でリリースする」を選択した場合、審査通過後に状態が「デベロッパーによるリリース待ち」になり、その後配信を開始する際に日時を指定できます。
しかし実際には、この時間ピッタリには公開されず、最大24時間遅れる可能性があります。なお、公開されても通知などはないため注意が必要です。

Android の時間指定方法

一方Androidの場合、アップデート時には時間指定公開ができますが、アプリの新規リリース時には日時を指定することができません。また注意すべきことは「時間指定公開」というのは事前に公開日時を指定できる機能ではなく、公開ボタンを押したら数分で公開される即時反映の機能であるということです。
通常は、公開ボタンを押してからGoogle Playに反映されるまで最大数時間かかりますが、時間指定公開はそれを数分で公開するための機能です。

ここまでアプリをリリースするタイミングと、iOSとAndroidの時間指定の方法についてご紹介しました。この記事がアプリのリリースを考えている方に少しでも役立つと幸いです。

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