開発後助言

アプリ運用中の方必見!ダウンロードを伸ばすクーポン活用術

アプリのダウンロードは、「難しい」とお考えの方は多いと思います。確かに何百万ダウンロードやWebサイトの閲覧と比較すると高いハードルですが、まずはあなたのサービス・店舗・会社を認識している顧客から確実にダウンロードしてもらえるアプリに育てることを目指すとハードルが低くなると思います。まずは小さく確実にダウンロードしてもらう。そして、少しずつ大きな目標にすることをおすすめします。
この記事では、開発したアプリを確実に顧客にダウンロードしてもらうための施策としてクーポンを活用する方法を事例を交えてご紹介したいと思います。

2つの異なるダウンロード施策

アプリのダウンロード数を上げるためにクーポンを活用するにしてもまず、ダウンロード方法には大きく2つのアプローチが存在することを理解しましょう。
オンライン上で行う施策、オフラインで行う施策です。オフラインでの施策には、店舗でのダウンロード案内も含まれます。また、ダウンロードする時の手間とお得感を考えることが、ダウンロードされるアプリか、されないアプリかの大きな分かれ道です。それでは、具体的にどのように展開するのかを見ていきましょう。

①オンライン施策

アプリのダウンロードはネット経由で行います。ですから、オンライン経由でのダウンロード施策は欠かせません。順番に見ていきましょう。

・SNSを利用
企業のSNSアカウントからの発信でアプリ内クーポンなどのお知らせと合わせてダウンロードを呼びかけましょう。また業種によってはSNS広告も有効です。「無料クーポン/半額クーポンあり」など思い切ったダウンロード広告が有効です。

・自社のメディアを活用
マーケティングのために自社メディア(オウンドメディア)を展開している企業なら。そこでアプリ紹介を行いましょう。自社メディアでは自由な表現ができるため、ただアプリを紹介するだけでなく、より具体的なクーポン紹介など、アプリの活用方法がイメージできるプロモーションが可能です。

・Web広告出稿
Web広告への出稿も考えられます。Web広告は検索エンジンのキーワード広告や、他のアプリ内に表示されるアドモブ、など多くの種類があります。キーワードやターゲットのセグメントを選択して出稿できるため、質の高いユーザー獲得につながります。

②オフライン施策

オンラインでの施策はアプリダウンロード用の2次元バーコードを三角ポップや名刺・案内カードなどに印刷するなど、ユーザーが手軽にアプリをダウンロードする際「アプリの検索」をせずにダウンロードできるようにすることが大切です。

・店内ポスター&ポップ
店舗店内のポスターやポップでの告知。レジ横など、来店客の目に止まりやすい場所を有効活用しましょう。店舗で即日使える割引クーポンなど、その場で役立てることのできるメリットを掲示するとより効果的です。

・レシートに印字する
レシートにアプリダウンロード用の2次元バーコードを印字するのも容易に実施できる施策です。「次回100円引き」「毎回使えるクーポン」など再来につなげるクーポンを提示すると効果的です。

・ノベルティへ添付する
店舗やイベントで配布する、ノベルティに2次元バーコードを添付もできます。またECなどはサンクスカードに印字することも有効です。

・雑誌での告知
専門的な業種であれば雑誌でのプロモーションが有効です。アプリの告知を加えることでダウンロードを促すことができます。

どのようなクーポンがいいのか事例紹介

さて、ここまではダウンロード方法について紹介して来ましたが、具体的にどのようなクーポンがいいのか規模や業種別で見ていきましょう。ここでは4つのクーポン事例をご紹介します。

①ニュースアプリ(大規模)

クーポンチャンネルを設置したことで差別化に成功しダウンロード数が爆発的に伸びたことで有名な「スマートニュース」の事例からご紹介しましょう。

クーポンチャンネルとは、無料アプリ[スマートニュース]のクーポン券だけを集めたチャンネルです。
スマートニュースで現在、クーポン券が使える店舗は以下のとおりです。有名な店舗の商品のクーポン券が、日替わりまたは期間限定で更新されています。

  1. マクドナルド
    ガスト
    吉野家
    ケンタッキー
    ドミノピザ
    はなまる
    バーミヤン
    ジョナサン
    ローソン
    上島珈琲店
    サーティワン
    牛角
    串家物語

以上です。

こちらは全国的に展開しているチェーン店を中心にさまざまなクーポンが用意されています。
割引額は、商品によって異なりますが、だいたい20円~100円くらいの値引きが多いです。まれに半額などの思い切った値引きも見かけますが広告費だと考えれば安いのかもしれません。
ターゲット層の近い店舗同士でクーポンを広告掲載の役割として設置し合うのは効果的でしょう。

例:ティーン向けアパレルショップのアプリ内にタピオカ専門カフェで使用できるクーポン掲載など。

こうすれば自社のクーポンだけでなく他店から掲載料を集めることができ、新たなキャッシュポイントになります。また、他店で幅広く使えるようになればアプリの価値は高まります。

②美容アプリ(中小企業)

株式会社DAHLIcorpsは西宮の美容サロンでヘアカットを中心に、まつエク/エステ/脱毛サロンと幅広く展開しています。そんなDAHLIではヘアサロンのお客様に脱毛やエステを気軽にお試しできる施策として「無料体験クーポン」を発行しています。新たな顧客ニーズを創出し業績の安定や向上につなげています。消費者のニーズの多様化などから、新規顧客開拓、新サービス導入はリスクが高くなりました。こうしたことからも、既存の顧客の売上げ向上を重視し、クーポンを使ったお試し施策は新たなキャッシュポイントを産み出す販促活動として、とても効果的です。

③飲食店アプリ(個人経営)

炭火焼き鳥ざりおはカウンター席がメインの小さなお店で即日使えるドリンク半額クーポンとおまかせ串5本盛りプレゼントクーポンとレイトアワークーポンを用意しています。クーポンは即日利用可能で期限がないのでいつでも使うことができます。ざりおでは「お得なクーポンあるから行ってみて」が合言葉になり常連顧客による口コミが盛んになっています。アプリの共有機能を使って常連顧客から新規顧客に口コミが起こっているそうです。

④車屋アプリ(ニッチ)

オールジャンルカスタマイズカーの情報発信アプリ「CUSTOM RAVE」ではメーカーから車両販売店までさまざまな店舗のクーポンを掲載しています。ご成約時クーポン使用で「ドレイブレコーダープレゼント」や「お見積金額から10%OFF」まで幅広いクーポンを用意しています。ニッチな産業であればあるほど店舗・企業同士でクーポンを広告掲載の役割として設置し合い、新たな顧客ニーズの創出につなげて業界全体を活性化することが可能になります。

まとめ

アプリは開発しただけでは何も起こりません。運用して初めて新たな顧客接点となり、ダウンロードしてもらうことで強く繋がります。ダウンロード促進、アクティブ率向上の施策にクーポンを使うことはユーザーにとっても、提供側にとってもわかりやすいメリットです。
アプリ開発はしたものの運用がうまくいかない、ダウンロードが計画よりも伸び悩んでいるなど
の課題を抱えている企業様も多いと思われます。
そんな時は、自社で考えるばかりではなく開発会社に相談してみることをおすすめします。スマホアプリ専門の開発会社アプリクッキングでは、リリース後のダウンロード施策など、アプリで成果を出すための運用支援サポートを実施しております。
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