開発後助言

「MAU・WAU・DAU」をちゃんと意識できてる?

Webマーケティングを行っているみなさん、MAU・WAU・DAUの違いを理解できていますか?アプリのダウンロード数や利用状況を把握するためには、これらの違いをしっかりと理解してそれぞれのアプリで使い分けることが大切です。
そこで本記事では、MAU・WAU・DAUについて詳しく解説します。

MAU、WAU、DAUには共通して「AU」という表記があります。
「AU」は「アクティブユーザー」の略で、ある期間のうちにアプリやサービスを一回以上利用したユーザーのことを指します。
アクティブユーザーがどのくらいいるのかを観察することで、ユーザーがサービスをどのように思っているのかを知る大きな手がかりになります。MAU、WAU、DAUはいずれもアクティブユーザー数を表しますが、それぞれで対象期間が異なるため、アプリによって使い分ける必要があります。

MAUについて

まずMAUはMonthly Active Userの略で、月間アクティブユーザーのことを表します。
毎日ではなく、月に数回利用する想定のアプリではMAUで考える場合が多いです。MAUを指標にしている代表的なアプリには、ECサイトや実店舗と連動したO2Oなどの小売系アプリが挙げられます。
例えば、アプリ調査会社が行っている「小売アプリランキング」はこのMAUを採用しています。

WAUについて

次にWAUはWeekly Active Userの略で、週間アクティブユーザーのことを表します。メディア系アプリでは、平日と土日を含めた1週間単位のWAUでアクティブ率を見ることが多いです。
例えば、動画配信アプリ「AbemaTV」ではこのWAUをもとにユーザー数の動向を公表しています。AbemaTVは開局から7ヶ月で1,000万ダウンロードを超え、ニュース、音楽、アニメ、バラエティなどさまざまなチャンネルを視聴することができます。AbemaTVを観ることがユーザーにとって習慣になることを目標としているため、WAUを最優先の指標にしています。

DAUについて

次にDAUはDaily Active Userの略で、1日あたりのアクティブユーザーのことを表します。1日のうちに何度も頻繁に利用する前提のアプリでは、このDAUを見る必要があります。
例えばビジネスチャットアプリ「Slack」では、日本語化に関するプレスリリースにおいてDAUが600万人以上というデータを公表しています。また株式会社サイバーエージェントが運営する音楽配信アプリであるAWAも、DAUを指標としています。これは2016年11月にダウンロード数1,000万を突破した、定額で音楽が聴き放題のアプリです。このAWAでは、ユーザーがかつて好きだった音楽や新たな音楽が出会うことを目指しているため、毎日利用してもらうためにDAUを重要な指標にしています。

MAU、WAU、DAUの計算方法

次に、それぞれの計算方法についてご説明します。

  • WAU率は(1週間の間でサービスを利用したユーザー数)÷(登録者数)で表すことができます。
  • MAU率は(1ヶ月の間でサービスを利用したユーザー数)÷(登録者数) で表すことができます。
  • DAU率は(1日でサービスを利用したユーザー数)÷(登録者数)で表すことができます。

DAUは単純に1日あたりのアクティブユーザー数で計測することもありますが、登録者数に対するサービスを利用したユーザー数の割合(DAU率)で表すこともあります。
例えば登録者数100万人のアプリで、ある日のサービスを利用したユーザー数が40万人だった場合は、DAU率=40万人÷100万人=30%となります。ユーザーのアクティブ率を高めるためには、MAU、WAU、DAUの違いを把握してそれぞれのアプリに適切な指標を用いることが重要です。ただ一方的にコンテンツを発信したりセールス情報を配信したりするのではなく、まずはアクティブユーザー数をMAU・WAU・DAUを使い分けてしっかりと把握することが大事です。

まとめ

ここまで、MAU・WAU・DAUについて解説しました。
まとめとして、まずアクティブユーザーは、ある期間内に1回以上のサービスやアプリを利用したユーザーを指します。その期間が月間の場合はMAU、週間の場合はWAU、1日の場合はDAUで表します。このようにMAU・WAU・DAUは、提供しているサービスやアプリがユーザーにとって使いやすいものかどうかを測る大きな指標になります。

それぞれのアプリに合わせた指標を用いて定期的にアプリをチェックすることで、アプリをより良くするきっかけになるのではないでしょうか。
この記事が、Webマーケティングを行っている方にとって少しでも役立つと幸いです。

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