開発後助言

アプリ開発後のコスト丸わかり

アプリを開発する際に忘れがちなのが、開発後にかかる費用の予算化です。アプリを開発された方の中に、アプリをリリースしたものの今後どれくらいの費用がかかるのかわからない…とお悩みの方はいらっしゃいませんか?そこで本記事では、アプリ開発後にかかる費用についてご説明します。アプリ開発後にかかる費用は主に次の4つです。

アプリ開発後にかかる費用

サーバーのランニング費用

1つ目はサーバーのランニング費用です。
主にデータを管理・保管するためのストレージ場所として必要となるのが、このシステムサーバーです。
費用相場は月額で約1,000円〜数万円で、独自運営のWebサイトなどで扱われるECサイトの設計をベースにする場合は月額2万円以上かかります。

セキュリティチェック・バグ修正費用

2つ目は、セキュリティチェック・バグ修正費用です。
これはコンピューティングに必要なテスト仕様によってさらに幅広くアプリ機能を活用できるようになるため、非常に重要な項目です。平均費用相場は150万円程度で、開発そのものが大規模であれば300万円程度が必要になるでしょう。

アプリを配布するためのアカウント登録費用

3つ目は、アプリを配布するためのアカウント登録費用です。
一般的に、アプリを使用する場合にはすべてのユーザーから取得するアカウントが必要となるため、アカウント(ログイン)管理に際する登録関連の費用がかかります。「Apple developer account」が11,800円、「Google Play developer account」が2,700円とされていて、アカウント登録料が年間や月間で多ければ多いほど、その平均費用は高額になります。

SSL証明書費用

4つ目はSSL証明書費用です。
SSL証明書は、Wi-Fi設定時をはじめとするレンタルサーバーを使う場合に必要な費用です。データ管理の取得・発信に際する通信システムで、暗号化を担うアプリシステムです。平均費用は5~10万円程度とされています。なお、高度なセキュリティサポートによって保護された暗号化システムを使う場合は、さらに高額の費用が必要となります。この費用は、セキュア・サーバIDの扱いによっても変動します。

費用の相場

上記に加えて、開発するアプリの種類によってもかかる費用は大きく異なります。
この章ではアプリの種類を8つに分類し、それぞれにかかる費用の相場について述べます。

ショッピングカート・ECアプリ

1つ目はショッピングカート・ECアプリです。
アプリの中でも日常においてかなり多用されているショッピングカート・ECアプリの平均的な費用相場は、100万~300万円前後とされています。用途別に搭載される機能・システム設計によってその費用は大きく変わります。特にオンラインショップで扱われるショップツールは多岐に渡り、それぞれのサイト別で使用される機能が違うため多くの費用がかかります。

通話・メッセージアプリ

2つ目は通話・メッセージアプリです。
モバイルデバイス・パソコンなどで扱われているメッセージアプリ(電子メールや電話、LINEなど)にかけられる費用の平均費用相場は100万~500万円程度とされていて、その変動の幅はかなり広いです。例えばスカイプ・LINE電話などをはじめとするモバイル形式での通話は、用途が広がるため費用も高額になります。

ツール系アプリ

3つ目はツール系アプリです。
その平均費用は50万~300万ですが、規模容量の変動が大きく見られます。中でもクラウド型・SNS型に扱われるアプリ機能の幅は、広範囲に渡るため多くの費用がかかります。

SNS位置情報系アプリ

4つ目はSNS位置情報系アプリです。
平均費用は500万~1,000万円前後です。特にモバイルデバイス系のシステム環境を設計する際には、それぞれの機種によってシステム費用・アプリ開発に必要な環境が大きく異なります。

ゲーム系アプリ

5つ目はゲーム系アプリです。
ゲーム系アプリは、多機能性にSNS機能・マップ機能・オンライン設計などが累算されるため、300万~1,000万円前後と高額になります。またプレイヤー数・ビジョン設計・ビジュアライズに関するシステムデザインなどを含め、それぞれのゲームで扱われる環境条件においては完全にクラウド型システムとなるため、サーバ費用も高額になります。

カタログ・フリーペーパー系アプリ

6つ目はカタログ・フリーペーパー系アプリです。
現代では広告宣伝用のツールアイテムは多機能にあるため、平均費用は50万~100万円と比較的低額で抑えられます。

アプリ内課金・多言語・マップ対応アプリ

7つ目はアプリ内課金・多言語・マップ対応アプリです。
平均費用相場は10万~20万円程度で、それ以上の変動は見られません。

SNS連携・アクセス解析アプリ

8つ目はSNS連携・アクセス解析アプリです。
これらのアプリは、付属機能を搭載する場合は少し費用が上がりますが、平均的に5万円弱で抑えることができます。

いかがでしょうか。このように、アプリ開発をした後も多くの費用がかかります。
またアプリの種類によってもかかる費用は異なります。
アプリ開発をする際は、これらの費用をしっかりと頭に入れて開発に取り組みましょう。

AppCooking

アプリ専門制作会社。 AppCookingの使命は、企業の課題をAPP-DXで解決することです。